受験生の皆さん、こんにちは。皆さんは、「学習の転移」と言う言葉を聞いたことがありますか?以前行われた学習がのちの学習に影響を及ぼすことを学習の転移と言います。私が以前教えた生徒さんでも、英語の文章の読み方のこつが分かったら、国語の成績も上がったということがありました。今回は、作文の書き方、原稿用紙の使い方についてお伝えします。文章を書く練習をしたら、文章を読むのも以前より読みやすくなっていることに気が付きますよ。是非、様々なテーマで作文を書く練習をしてください。
作文を書く時に大切なことは、全部で3つあります。
①与えられた指示を守ることです。
例えば、「題名・氏名は書かずに、原稿用紙の使い方を守って書きなさい。」という指示が与えられた場合、その通りに書かないと減点されます。また、与えられた字数の9割は書くことが大切です。
②原稿用紙を正しく使うことです。
原稿用紙の正しい使い方をまとめます。
1.書き出し、段落の初めは一字下げます。
2.文字や句読点などの符号は、一マスに一つ書きます。
3.会話は、改行します。ただし、入試では改行しません。
4.会話文の終わりの句点を閉じるかぎかっこは、一マスに書きます。
5.句読点と閉じるかぎかっこが行の初めにくるときには、前の行の最後のマスに、
文字と一緒に入れるか、欄外に書きます。
6.縦書きでは、数字は原則として漢字で書きます。
7.引用には「」を使います。
8.「です。ます。」「だ。である。」のどちらかで統一して、話し言葉は使い
ません。
③テーマに沿って書くことが大切です。与えられたテーマからずれないように、
書き出し→展開→結びの順に書きます。
入試では、内容の良し悪しではなくて、ミスを少なくすることで確実に点数を取る
ことが出来ます。
合格できる問題集の編集スタッフは、最後まで受験生の皆さんを応援しています。
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