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理科の計算問題は、比例がたくさん。


 受験生の皆さん、こんにちは。編集担当のYです。昨日はきれいな満月が見えましたね。そして、今日はひな祭り。女の子にとっては特に嬉しい日なのではないでしょうか。

 さて、今日は理科の計算問題についてお伝えします。

 生徒から、理科で質問される問題は、計算問題であることが多いです。やはり、計算問題は、自分で勉強していてもつまづくことが多い分野なのかもしれないですね。しかし、理科の計算問題は、比例で解決することが多いのです。比例で解決できる問題は、単純に片方が2倍になっているから、もう片方も2倍になるという考え方で解くことが出来ます。

 去年実際に入試で出題された問題をもとに、解説しましょう。

 問題 表は、XYZの震源からの距離とP波S波の到達時刻を表したものです。表中の①に適している時刻、②に適している距離をそれぞれ求めなさい。

 この問題は、距離、速さ、時間を使って解くことが出来るので、距離は速さと時間に比例するという法則を使って解くことが出来ますよね。

 まず、②の距離をXを基準に求めるとYは、Xから(42-28=14)14km、P波の到達には(13時57分00秒-13時56分58秒)2秒かかっていますね。それに対して、Zは、XからP波の到達に(13時57分03秒-13時56分58秒)5秒かかっています。ですから、比例式を作って、2:5=14:xとして解けば、x=35となり、Xの28kmに35kmをたして63kmになります。

 同様にして、①も求めたら13時57分6秒となります。

 このように、理科の問題は、比例で解けることが多いので、もし比例になっているときには、比例式を作ったり単純に倍数分かけると解答に近づくことが出来ますよ。

 合格できる問題集の編集スタッフは、最後まで受験生を応援し続けます。

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