皆さんこんにちは。編集担当のYです。すっかり暖かくなり、菜の花や梅、山桜など、春の花も場所によっては、きれいに咲いていますね。
さて、昨日まで宮崎県綾町ではひな山祭りが行われていました。筆者も、昨日見に行きました。せっかくなので、綾町のひな山祭りについて紹介したいと思います。
綾町のひな山祭りは、宮崎県綾町中央通り商店街が主催して、空き家や店の中にひな山を飾る祭りです。ひな壇の周りに、梅や菜の花、コケなどを置いて、ひな山を作ります。実際に水を流し、滝や川のように見せていて、それはそれはきれいなひな山がたくさんありました。今では、実際に家の中にひな山を飾るご家庭も少ないようですが、この風習は、綾町で江戸時代に始まったそうです。
その昔、綾町では、女の子が生まれると、ひな山を家の中に作ったそうです。なんでも、山の神は女性と言われ、山の神が住むといわれる奥山の風景を家の中に再現してひな人形を飾ることで、女の子の健やかな成長と末永い幸せを願ったそうです。
このような伝統行事でたくさんの来客者を呼び込み、地域の活性化にもつながっているそうです。
私が訪れた時にも、子ども達から年配の方まで、幅広い年齢層の方がひな山を見て歩いていました。
今日は、ひな山のお話でした。地域によって、その地域特有の伝統行事があり、それはその地域にとっても日本にとっても宝物なので、是非後世に受け継いでほしいと願いました。
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