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そもそも何のために勉強するの?(数学)


こんにちは。

そもそも何のために勉強しているのかなと、ふと考えるのであればそのまま読み進めてみてください。そしてたくさんあるうちの一つの意見として読んでくださいね。

何のために勉強するのか... 答えを出すことはとても難しい

「勉強の目的は人それぞれ違うものなんだ」と考えたとします。確かにそうだなと思う反面、じゃあ、なぜ数学を勉強するのか。なぜ英語を勉強するのか。それらは仕事に就く際に必ずしも必要とは限らないじゃないと新たに疑問が湧いてくる場合もあるかもしれませんね。こう言われると大人とて言葉に詰まってしまいます。

大きな目標を掲げている人ほど目的をはっきりさせたい

志望校に合格するという目標も非常に大切な目的です。合格できる問題集を開発している我々も志望校合格は同じく重要だと考えています。しかし仮にこんな生徒さんがいたとすればどうでしょう。単に合格するだけでなく、もっと自分の生き方をより良く磨いて社会貢献をしたいと考える生徒さんです。こんなスケール大きな目標を立てている生徒さんがいるとするならば、別の言葉で数学や英語の勉強する意味を伝えられたいものです。

社会に出てからわかる数学を学ぶ目的

書ける量に限りがあるので今回は数学に絞って考えてみます。ご存知のように数学のほとんどの設問は「段階や手順を踏んで答えを導き」だしていくことが多いです。数学は一見ほとんどの社会人に関係ないように思えますが、サラリーマン・公務員・モノ作りの職人さん・看護婦さん・主婦さんといった、どんな大人にも共通して数学で学んだことを必ず活用しています。なぜなら、全ての仕事に「壁」があるからです。この「壁」とは仕事で自分の思い通りにならないことと思ってください。この壁を超えるためには数学で学んだ「手順を踏んで答えを導く」マインドが不可欠なんです。

立ちふさがる壁と向き合う

例えば、あるボールペンの売上を日本一にしたいと考えていたサラリーマンがいたとします。彼の会社の前にはライバル会社のA社がいて、自分たちよりも良いものを作り、A社に負けているとします。このA社に勝つためにはどうしたらいいかなと考えるときに、「どんな手順をふんで、どうライバル勝つか答えを導くこと」が必要です。

A社に勝つために価格を下げたい⇒だったらもっと無駄なコストを抑えたい⇒コストを抑えるならどこの分野にメスを入れるかリサーチしたい⇒リサーチするなら社内にチームを作る必要がある...。

と、このように順序立てて考えていくと思います。まさにこの瞬間、数学で学んだことを活用していますよね。直接、数学の公式を使うわけではないのですが、数学で学んだ、「問題解決するための順序立て」を使っています。これはビジネスの場面でも主婦業の場面でもとてもとても多くあります。つまり、中学生にとって数学を学ぶことは将来の自分の「壁」を超えるための訓練に繋がっていると考えていいのかなと私は思います。

何のために勉強するかを考えることは、時に、身近な大人は煙たがるかもしれません。しかし決して考えていけないわけではないです。自分のために、この後の人生の壁を超えるために、いま目の前にある受験勉強を一緒にがんばりましょう。

合格できる問題集は頑張る受験生を応援しております。

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