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コロナによるEdtechの普及と佐藤ママが語る勉強の本質

高校入試受験生のみなさん、中学生の皆さん、保護者の方々、塾や学校の先生方、毎日お疲れ様です。お元気でしょうか? 合格できる問題集の編集部です。 今日のテーマはコロナによるEdtechの普及と、カリスマ教育ママの佐藤ママが語る勉強の本質についてです。




みなさん、Edtech (エドテック)という言葉をご存じでしょうか?


EdtechとはEducation (えじゅケーション)と Technology(テクノロジー)を組み合わせた造語

で、IT技術を用いた教材や教育サービスを提供するベンチャー企業などの事を指します。


コロナウイルスでの休校に伴って、Edtechの存在感が急速に増してきています。



Edtechが提供するサービスの代表的なものに、AIを搭載したICT教材があります。


これは、生徒のレベルに合わせて問題を出題するようにできており、「この問題を間違えた

なら、一歩下がってこの問題を・・・」というように、先生がするような判断をAIが行い、

最適化された学びを提供することができるようです。


今後、学習の一つの選択肢として浸透するのか、はたまた爆発的に普及していくのか、見守

りたいところです。



個人的な好みをいうと、タブレットの小さい画面で勉強するより、本を広々と机に広げて勉

強したいなあと思います。


また、「ここまで理解している」「ここをつぎに理解しなさい」みたいな判断をAIにされるよりも、自分で理解度を把握してスケジュールを立てる技術が、ある意味成績よりも重要な事に思うのは私だけでしょうか?


そういうことが「ものを学ぶ」という技術の根底にあるような気がしています。


でも今は、AI教材は是か非かみたいな話より、コロナウイルスによる休校で拡大する学習の遅れ・地域格差を、使えるツールを総動員して埋めていくことが最重要課題ですね。




ところで皆さん、佐藤ママのことをご存じですか?


佐藤ママは息子3人を東大理Ⅲに合格させた最強の教育ママです。


この前、その佐藤ママが何かの番組で「勉強は基礎学習が大事」と述べているのを見ました。


佐藤ママが述べる基礎学習とは、12歳までに学習する、読み書き計算などの基礎学習のことだそうです。それをしっかり身に着けることが人間の土台となると仰っていました。


「身に着ける」とは、文字通り身体の一部になることを指します。


漢字であれば、丁寧に何度も書く。英語であれば音読をしてみる。数学であれば基礎的な計

算を何度も繰り返し練習する等です。


これは受験勉強にもあてはまるのではないでしょうか? 


どんなにAIが発展して便利になっても、人間が体を使って努力をしなければ、勉強は身につかないのは変わらないもの。


今後テクノロジーが発展し様々なサービスが出てくる中で、より本質的な学びへの理解が重要になってくるような気がしています。
















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