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スティーブン・ホーキング博士の訃報


皆さんこんにちは。編集担当のYです。今日、あの偉大なスティーヴン・ホーキング博士が亡くなったという訃報がありましたね。私も、博士の物理を愛してやまないひたむきさと純粋さを心から尊敬しています。この機会に、博士への追悼の意を込めて、彼のことを紹介したいと思います。

 スティーブン・ホーキング博士は、人気テレビコメディー賞を何度も受賞して、絶大な人気を誇る「ビッグバンセオリー」の中でも登場するくらい、世間からとても愛されています。ドラマの中では、自分のことを天才だと豪語しているシェルドンが尊敬してやまない人物として描写されています。

 彼はまた、車いすの物理学者としても有名です。彼は、学生時代にかかった難病により、車いすで生活していて、人との会話もコンピューターのプログラムを使わないと行うことが出来ないほどの障害を持ちながらも、数々の理論を打ち立てました。その中でも一番有名なのが量子宇宙論です。

 彼は、一般相対性理論と関わる分野で理論的研究を進め、1963年にはブラックホールの特異点定理を発表しました。また、その後「ブラックホールは素粒子を放出することによってその勢力を弱め、やがて爆発により消滅する」とする理論(ホーキング放射)を発表し、量子宇宙論という分野を形成したのです。彼の理論は、現代宇宙論に多大な影響を与え、彼に憧れて物理学者になった人もたくさんいると思います。

 これまでただ一途に物理を研究し、多くの理論を打ち立て、世界中の人に感動を与えたホーキング博士。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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