こんにちは!
高校入試用問題集「合格できる問題集」編集スタッフです。
気象庁が発表した内容と、7月に入ると前線が本州付近に停滞するようになり、九州北部・中国地方・北陸を中心に大雨になる恐れがあるそうです。また、今年の暑さは平年並みと言われていますが、平年値の統計が10年ぶりに更新され、今年から気温の高い年が多かった2011~2020年が含まれるようになったので、これまでの「平年並み」の暑さとの違いが生じるかもしれません。
大雨や熱中症に十分注意してこの夏を乗り切りましょう!
それでは2021年6月の時事ニュースを振り返りたいと思います。
※一番最初のニュースのみ5月の話題となります。
先月書き忘れました。すいません。
5月31日 中国 子ども3人まで
中国は産児制限を緩和し、夫婦1組につき3人まで子供をもうけることを認める方針を発表した。中国は2016年に一人っ子政策を廃止し、子どもを2人まで容認し、直後2年間は出生率が上昇したものの、国の出生率低下を覆すまでには至らなかった。
6月2日 英国TPP加盟交渉入り決定
環太平洋経済連携協定(TPP)の加盟国11カ国は委員会を開き、英国の加盟交渉に入ることで合意した。発足時の加盟国以外の加盟交渉入りはは初めてとなる。
3日 育休取得の意思確認 企業の義務に
男性が育児休業をとりやすくすることなどをめざした改正育児・介護休業法が成立した。2022年4月から企業に対し、男性、女性に関わらず自身や配偶者の出産や妊娠を届け出た社員に育休をとる意思があるかを確認するよう義務付ける。また、子の誕生から8週間以内に父親が最大4週間の男性産休をとれるようになり、原則1回だった育休を男女とも2回まで分割可能になる。
4日 来年の大学入学共通テスト 例年通り
文部科学相は来年1月の大学入学共通テストについて、今年のような特例日程は認めず、例年通り本試験と追試を1回ずつ実施すると発表した。本試験は1月15、16日、追試は1月29日、30日に行われる予定。
75歳以上の医療負担2割へ
一定以上の収入がある75歳以上の人を対象に、病院など医療機関の窓口で支払う医療費の割合を1割から2割に引き上げる改正法が成立した。政府は2022年度後半に負担割合を引き上げる予定だという。
不漁の原因は温暖化
水産庁はサンマやスルメイカ、サケの記録的な不漁の原因は地球温暖化とする報告書をまとめた。温暖化で海水や海流が変わり、稚魚が育ちにくなったり、産卵場がえさの乏しい沖合に移ったりしているという。この3種は2019年の漁獲量がいずれも過去最低水準だったが、この不漁が長期的に続く可能性もあると指摘している。
使い捨てプラ 有料化か素材変更
プラスチック製の使い捨てスプーンなどの削減やリサイクルを促す新法「プラスチック資源循環促進法」が国会で可決、成立した。これにより、無料で配布しているコンビニや飲食店などに対し、有料化や代替素材への切り替えなどを義務づける。2022年春にも施行される予定だ。
11日 国民投票法改正案成立
憲法改正の手続きを定める国民投票法改正案が賛成多数で可決した。改正案は、 憲法改正の国民投票を事前に決められた投票所以外でも投票可能な「共通投票所」を駅の構内やショッピングセンターなどに設置できるようになった。
18日 労災保険 特別加入
ウーバーイーツなどの宅配代行業配達員とITエンジニアは9月から労災保険に特別加入できることとなった。加入は任意で、働き手が自ら保険料を負担するため、利用は広がらない可能性もある。
ライチョウの卵確認
中央アルプスでは絶滅したとされていた国の特別天然記念物・ライチョウの復活作戦を進める環境省は木曾駒ヶ岳周辺などで巣と卵を確認したと発表した。
23日 夫婦別姓 違憲
夫婦別姓を認めない法制度は憲法に違反するかどうかを最高裁大法廷が示した。最高裁大法廷は2015年の判決と同様に合憲と判断した。そのうえで、選択的夫婦別姓などの制度の在り方は「国会で論じられ、判断されるべきだ」と述べた。
24日 サイバー局 新設へ
警察庁は、社会のデジタル化の進展やサイバー空間の脅威への対応を強化するため、「サイバー局」を新設する組織改編の構想をまとめた。警察庁が自ら捜査する「サイバー直轄隊」も設置する方針で、捜査は都道府県警が行うこれまでの警察のあり方とは異なる形をとる予定である。
6月分は以上となります。
7月はカレンダーの休日とは違い、22日、23日が祝日となりますので、間違いないようお気をつけください。
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