なぜ夏目漱石は「漱石」と呼ばれがちなのに、芥川龍之介は「龍之介」とは呼ばれないか。


 先日の某バラエティー番組で読書芸人が本を紹介してから、各書店で紹介本の品切れが続出しているそうですね。こういうニュースを聞くと、活字離れと言われて久しいですが、やっぱり人は潜在的に活字が好きなのだなあと考えさせられます。

 私も例にもれず、久しぶりに本屋に行ってきました。

 しばらく棚を眺めていると、ある疑問が湧いてきました。

 夏目漱石や森鴎外は「漱石」「鴎外」と呼ばれがちですが、芥川龍之介や太宰治は「龍之介」「治」とあまり、呼ばれない...。同じ文豪なのに呼ばれ方に違いが出るのはなぜだろうかと。

 帰ってから詳しく調べてみると、以下のことがわかってきました。

 下の名前で呼ばれがちな作家は、雅号なるものを使っている場合が多いそうです。

 雅号とは、本名以外に付ける風流な名前を指すそうで、ペンネームのようなものとのこと。江戸時代には複数の名を持つことが許されたそうですが、明治時代になると戸籍に登録する関係で本名以外に名前を持ってはいけなくなったため、それに反発する形で雅号をつける作家や著名人が増えたとのことです。雅号をつけたからには雅号で呼んでくれと本人的には思っているのだとか。

 呼び名だけ切り取っても、ちゃんとした背景があることに驚きましたが、中には意図に反して、雅号よりも本名のほうが浸透している著名人もたくさんいるそうです。興味がある方は調べてみてください。

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