2020年4月24日

学習塾オンライン化のための三種の神器

最終更新: 2020年6月4日

高校入試受験生のみなさん、中学生の皆さん、保護者の方々、塾や学校の先生方、毎日お疲れ様です。お元気でしょうか?

合格できる問題集の編集部です。

先日、全国楽手塾協会が、「新型コロナウイルス感染症対策に関する要望書」を政府に提出しました。

自粛や休業要請などで厳しい状況にある学習塾に財政、金融支援やオンライン授業に関する支援などを求める内容です。

私の家の半径500メートル圏内に、今ぱっと思い出せるだけで塾が10件、小学校が一つ、中学校が二つあります。

夜遅くまで生徒の自転車でいっぱいだった地元の有名塾も閑散としており、影響の大きさは甚大です。

この騒動が長引く場合、オンラインへの移行が生き残りの鍵になってくるのは間違いないでしょう。

学習塾81校に聞いた、新型コロナウイルスがもたらしている影響

上は、スクール業務管理アプリの「Comiru」を導入している塾に対して、コロナの影響をテーマに行われたアンケート調査の記事です。

「オンライン授業を実施して感じたこと」という項目の結果で、「敷居が高いと感じていたが意外と簡単にできた」が30.8%となっています。

調べてみると、ZOOMをはじめ、無料で手軽に導入できるツールを使えば、オンライン化が容易に出来ることがわかります。

教師と生徒の双方にオンライン環境が整いさえすれば、少なくとも個人指導では対面と遜色ない指導が出来るのではないでしょうか。

というわけで今日は、個人的に選んだ無料オンライン授業ツールの3種の神器を紹介します。

ZOOM

言わずとしれたZOOMです。Skypeでは有料だったオンラインホワイトボードも無料で利用できます。

Google clasroom

生徒・保護者とのコミュニケーション、課題提出、学習の進捗管理など、対面で行っていたことをオンライン化できます。学校向けのサービスですが、塾や個人でも利用できます。

Microsoft Lens

スマホで撮った写真をpdfファイルに自動変換するアプリです。生徒が宿題のプリントなどを写真に撮れば、きれいにpdfファイルに変換されます。

あとは生徒宅にネット環境とプリンターがあれば環境としてはばっちりです。

塾を経営している講師の方で、教える経験と技術は豊富だけれど、ITが苦手という方もいるのではないでしょうか。

こういった無料のサービスを、是非オンライン化に活用して欲しいと思います。

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